匠の情熱三線強化張りが棹の製造地やご予算に合わせて２種類よりお選びいただけるようになりました。

お客様の要望で多かったご意見が
「もう少しお手頃価格になりませんかねぇ。。」
「匠が原木から削る材で強化張りもセット販売して頂けませんか？」
の２点だったんですね。

ならばこの２点を更に追求してそれぞれを販売すれば皆様のご要望に広くお答えできるのではないか？と考え、職人にも打診しながらお手頃価格を重視した「監修編」と全工程をキャリアある職人の手作りにこだわった「一貫製作編」を発売するに至りました。

またより多くの方に県内産と海外産の各適正価格を知って頂き、安心して商品をお選びいただきたいという願いもありました。

現在、全国の三線店において販売されている価格帯２〜４万円代の三線は海外製作、あるいは棹が海外製作で皮張り・組み立てを県内にて行うお店が大半というのが現状です。
また県内職人が製作を行っていても、「高値である」「職人暦が浅い」等でなかなか県内で実績のある職人製作の三線を適正価格で手に入れることが難しいというお話も県外の皆様から寄せられたご意見でした。

当店は、お手頃価格でお届け出来る海外産、キャリアある職人が作る県産、どちらもニーズや業界拡大の点において必要と考えます。

ただし、海外産であれば表示を行い、県内産であれば各材質や製造過程の明記と適正価格での販売を義務とするべきとも考えます。

三線を深く追求し、上記考えを充分反映した本皮強化張り三線２種類よりお好みに合わせてお選びください。

匠の情熱三線・本皮強化二重張り・一貫製作編は
本皮一枚張り、縞黒、黒檀と同様、原木選定、削り、皮張り、部当ての工程を一貫して匠が行う県産三線です。

「三線は棹が命！」は沖縄では当たり前の常識。

昔ながらの手法や県産クオリティーに拘るのであればこの一挺。価格も匠が削る棹と考えれば、充分その価値はあり、永年に渡って皮を張替え棹を使い続ける事も可能です。

従来の強化張りの欠点は皮を二枚張るのでどうしても本皮に比べるとこもりがちな音になる点だったのですが、下地にはる皮を可能なまでに薄くする事 と、皮の張りを可能なまでに強くする事で音抜けの良い強化張り三線を生み出しました。

強化張りは職人やお店により音や製造過程が大きく異なるタイプの三線とも言えます。
皮張りにおいても外国で大量生産を行うお店もありますが、やはり音抜けにおいて技術改良、試行錯誤、工夫が為されていない三線が多いのが現状です。

音色に比類なき執着を見せる職人が拘った強化張りクオリティーを存分にお楽しみください

■ サイズ：縦79×横20×幅8(cm) ※通常の三線サイズ
■ 重量：1.4kg
■ 棹・材質：県産ゆし木
■ 棹・型　：真壁型（マカビ）
■ 棹・塗り：黒塗り
※「塗り」にもこだわってます。
■ 胴：本皮強化二重張り（ニシキヘビ皮＋人工強化生地）
■ 皮張り強さ：８分（標準）
■ カラクイ：黒檀スイムディーオールブラック
■ 胴巻き：ベーシック・左御紋
■ 弦：２号沖縄弦（テトロン材）
■ ウマ：黒檀製しっかりウマ
■ 糸掛け：ベーシック・ゴールド
■本体５カ年無料修理保証対応