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●コード説明
まずは三線の基本調弦C・F・C(ドファド)KEY=Fにおいて良く登場する3つのコードをキラキラ星で覚えましょう。右手はただ上から下に弾き下ろす感じで良いので簡単だと思います。「コード説明」動画の左手を参考に各コードの形を覚え、コードチェンジの際の繋がりを意識してテンポを落として練習することが大切です。
●PLAY動画
●涙そうそう
三線は調弦でKEYを変えることが簡単なので一つのKEYの主要コードを覚えるだけでも結構対応できるものです。ここでも実際はA→E→Dというコード進行なのですが三線のチューニングを2音上げているのでF→C→B♭と先ほどキラキラ星で覚えたコードをそのまま借用できるのです。
間奏部分やイントロ、エンディングで単音弾きを入れると本来の三線っぽい演奏を演出できます。
●キセキ
コード弾きの開拓者、左大文字さんも色々な曲をうまく三線でアレンジされています。ここではYouTube動画でも人気が高いGReeeeNの「キセキ」にチャレンジしてみましょう。
アルペジオは涙そうそうと同じパターンでもOkです。
サビ前の転調部分のコードチェンジが早く、出てくるコードの数も多めなので慣れるまではテンポを落として練習しましょう。
●ONLY YOU
原曲はSLOWバラードなのですが少しテンポとリズムを出したアレンジで弾いています。ここではミュート奏法とソロの入れ方をマスターしましょう。
ミュートは左手の押さえる力を少し軽くして、右手の腹で弦を押さえながら弾きます。三線においてはミュート音を効果的に使うことで、リズム感ある演奏となりますので是非練習してみてください。
ソロの箇所は単音弾きになるのでリズムを意識して、三線のチューニングでルート音である四、一番低い音となる合を随所に入れてあげるとグルーヴを保てます。
●FLAKE
ここではブラッシングを用い、パーカッシブなグルーヴを出す練習をしてみましょう。ブラシッングとは右手を浮かして弦全体を弾く技術です。三線は胴部分が太鼓となっているのでギターよりもこのブラシッングの音が大きく、リズムアクセントとして奏法に採り入れると効果的です。16ビートのストロークは音がない箇所でも空ストロークを行い、リズムキープを心がけるとよいでしょう。